提案して、実行される。その達成感が大切なこと

多摩市に子どもの権利条例をつくるため、昨年から定期的に学習会を行っています。今月は、子ども若者支援法や、立川の育て上げネットの事例、長野県松本市で行っている不登校の子どもたちの居場所事業などについて意見交換しました。 

子どもの意見表明という点では、子ども議会がすぐに思い浮かびます。多摩市では市政20周年、30周年の記念事業として子ども議会が開催されました。この事業は、単なるセレモニーに過ぎないとの意見もありますが、札幌市では、毎年開かれています。子ども議会を経験した大学生たちがサポーターになり、議会前に何度も集まり、質問を組み立てており毎回抽選になるくらい人気です。この違いは何でしょうか。 

札幌市は、現在の市長が子ども条例を策定し、子ども関係の部署をまとめ「子ども未来局」として施策をすすめており、子ども議会はその一環です。やはり、子ども施策をすすめるために、その基本となる条例は必要ですね。 

20年前に多摩市の子ども議会で提案された明神橋のフラット化。やっと!実現しました。その時の質問者の方、どのようなお気持ちでしょうか・・・。

 

 

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