「地域包括ケア」のシステムをつくる

2015年2月17日 15時44分 | カテゴリー: 福祉

 

地域の寄り合い所「また明日」(小金井市)を視察

医療・介護総合確保法が制定され、2015年度は介護保険制度の大きな転換の年となります。介護保険は、介護を社会化し、地域で尊厳を持って、その人らしく暮らすための仕組みとして導入されましたが、「制度の持続可能性」だけが前面に出され、自己選択、自己決定の理念を阻害するような制度改定は問題であり、是正に向けた提案を地域から発信しなければなりません。 

また、介護は本人と同時に、家族も当事者です。「在宅」を支える中間機能や医療との連携、認知症対策などは喫緊の課題で、「遠距離介護」も切実な問題となっています。

 たとえば、小規模の通所機能に、学童クラブ、子育てカフェ、訪問看護ステーションなどを併設した地域に合った複合型施設が必要です。

 富山型といわれている「この指とまれ」が先行事例として有名ですが、小金井市にある「また明日」も地域で居心地の良い居場所となっています。これまでの制度の枠組みにとらわれず、地域に必要な機能が何かを精査し、高齢になっても安心して自分らしく暮らし続けられる「地域包括ケア」システムを作っていきたいと思います。