12月議会総務常任委員会報告

2010年12月19日 19時36分 | カテゴリー: 活動報告

請願、陳情各1件は以下の通りです。

■22請願第2号「地方自治体において明確にされた住民意思を尊重し国家政策に反映することを政府に求める意見書提出に関する請願」
9月議会の閉会間際に提出された請願書+意見書案では、「1997年の名護市民投票、今年1月の名護市長選、2月の沖縄県議会意見書提出…と、沖縄の普天間県外移設の民意は明確。国家政策の立案・実施に際してはその住民意思を尊重し、反映に最善の努力を尽くすことを求める…という意見書を、多摩市議会から衆参両議院長、内閣総理大臣、総務、防衛大臣宛に提出してほしい」という内容でした。
ただ、委員会当日のご本人の趣旨説明では「沖縄」の部分はなく、地方主権、住民自治の総論になっており、委員会の議論は、各委員にとって予想外の方向になりました。

意見書提出は、多摩市の場合、全会派が一致しないとできません。意見書案の中の「沖縄」に関する部分を除けば、どの会派も「ごもっとも」なわけですが、では、これを引き取って、最大公約数的な文案に書き換えて、多摩市議会として意見書を提出するのか?…というわけで、
自民:意見書の焦点がわからない。提出し直しては。→不採択
公明:あくまでも文言審査。委員会が趣旨を汲み取って意見書提出などできない。請願趣旨の沖縄は外交にからむ問題であり地方がどうこう言えるものではない。→不採択
ネ、民、共、結採択
…よって委員会としては、採択&意見書提出はなしという結果に終りました。

さて陳情と違い、請願は紹介議員を介します。今回の場合、紹介議員から委員への説明は何もなく、紹介議員の責任って何だろう…と、改めて考えたのは私だけではなさそう。

■第22陳情第25号「一ノ宮地区内旧市営住宅跡地の利用についての陳情」
一ノ宮地区には大勢が集まれる集会所がなく、保育所も高齢者施設も足りない。現在別の場所にある消防団の詰め所も、緊急時に団員が集まる際には駐車場が足りないので、これらを合わせた施設を建設してほしい…との内容でした。
市有地の利用という面では所管は総務部ですが、内容が多岐に渡るため、予め議長が市側に各部長待機をお願いしてくれており、答弁席には総務部長、児童青年部長、健康福祉部長がずらり。

市側からの説明は①当該市有地は、一ノ宮公園近くの多摩川べりにあるが、京王SCのC館から抜ける道が狭いため、保育園児の送迎、救急車ほか緊急車両の通行がむしろ問題。②不特定多数の出入りがある集会所と保育所の併設は、感染症対策の面など問題があり困難。③詰め所の駐車場問題は懸案事項であるが、近隣にある他の候補地を検討している…など。

委員からは、長年放置されたままのアカシア林付近の道路問題の解決をぜひ、ほか、市民の自発的なアクションを地区まちづくり計画につなげては…など。
委員6人全員が趣旨採択、結果、委員会としては趣旨採択となりました。

この他は協議会報告として…
エフエム多摩の残金財産確定。多摩市の当初出資額1500万円、清算に伴う分配金は807万円(3月補正に計上)。廃止手続きへ。
旧竜ヶ峰小学校跡地の帝京大学への売却契約手続き完了。14.5億円。
企業誘致条例改正(3年時限)の骨子案説明。誘致企業への奨励金を、現行の「固定資産税・都市計画税相当分交付」から、同8割相当(上限1億円)に変更。差額を、市民の常用雇用者数×年間10万円の奨励金に充てるなど。
企業誘致制度による奨励金は累計18.5億円であり、市税収入(H30年度までの見込み)46億円との差27.5億円がプラスだとか。
創業支援事業の本格運用に向けて。ベルブ永山内ブースは17,000円〜42,000円。

(写真上は、廃止になった生産緑地の標識…ああ。下左は市役所隣の旧やまばとホール跡に残った木立。残し方のセンスがいい。下右は聖ヶ丘1丁目の法面。結構ばっさり切ったけど、地面に陽が差し込んで、かえって武蔵野の雑木林に近づいた感じでは?地元は喜んでるそうです。ちなみに、みどりと環境審議会では、切る切らないはじめ保全のルールを検討中。要注目です!)