見捨てるということ〜沖縄

2010年5月23日 02時21分 | カテゴリー: 活動報告

「辺野古移転で日米大筋合意」という報道を、今夜、目にしました。
国民みんなに話合ってももらえずに、「ま、仕方ないよね。」で片付けられそうな沖縄の人たちを、政府はどう思っているんだろう。「安保の議論が先だ」と声を挙げる議員は、民主党にはいないのか。そう思っても言えない党か。私は、沖縄の人々が最も悲しいことは、国民みんなが議論さえ充分にしてくれないことだと思う。見捨てるというのはそういうことだろう。

さて、明日の夜、アジア・ヒストリーの映画と講演の集いがあります。安保、在日米軍については様々な考えがあることを前提として、多摩市で、同じ日本の沖縄のこと、沖縄の人々のことを考える集まりです。ぜひ、お出かけ下さい。

ドキュメンタリー映画「モトシンカカラヌー〜沖縄エロス外伝60-70」
〜「沖縄という問い」から普天間基地撤去を考える 〜

日時:5月23日(日)pm6:30〜
会場:ベルブ永山(多摩市永山公民館)4F視聴覚室 
   京王永山駅・小田急永山駅5分
参加費:500円
主催:アジア・ヒストリー
問合せ:小山090-2331-7602
※音声が一部途切れます。予めご了承下さい。

「モトシンカカラヌー —沖縄エロス外伝69-70」
ドキュメンタリー/71年/NDU(日本ドキュメンタリストユニオン)製作/白黒16㎜/90分/
タイトルは元手が(モトシン)かからない(カカラヌー)という意味で「売春」をさすとされる。返還前の沖縄、コザの赤線地帯でのセックス・ワーカーの姿や、基地労働者や住民の厳しい抵抗運動、ゼネスト、黒人兵の暴動などを切り取りながら、戦後沖縄が抱える問題を凝縮させた作品。2008修復。

講演:徳田 匡さん(戦後沖縄思想専攻)
東京大学博士課程・日本学術振興会特別研究員
共著に『沖縄・問いを立てる—6 反復帰と反国家』『音の力 沖縄アジア臨界編』がある。
基地をめぐる様々な「政治」の中で、何が隠ぺいされ、何が現在に取り残されているのか、映画から見える問題と、普天間の問題だけにはとどまらない、現在の沖縄をめぐる社会運動の状況についてお話ししてもらいます。

(写真は山口渉さんが昨年6月に撮影したものです。)