教科書採択のこと

2009年8月3日 01時13分 | カテゴリー: 活動報告

子どもたちに知っておいてほしいことを、みんなで話し合いたい

今年は中学の教科書採択の年にあたるので、先日、11団体で多摩市教育委員会に要望を申し入れました。教科書問題というと、特に中学校の歴史教科書が注目されますが、もっと前段の、教科書の決め方が市民に隠され過ぎていることも、大きな問題と感じます。

子どもたちに「教える内容」の決め方
公立学校の教科書は市町村教委が採択できることになっており、採択の都度『教科書選定事務取扱要綱』で、どんなメンバーが、どのように決めるのかを定めます。これによると
採択は教育委員会が行う
②教委は『協議会』に諮問する…小or中全校長、P連代表、有識
③協議会は『調査委員会』を設置する…教科に堪能な教員を校長が推薦、教委が委嘱。
④調査委員会は『研究会』を設置…各校、教科ごと教師。仕切りは校長
…と、4段になっているんですね。独断にならないようにかな(ただ、文科省は今回、採択の手続きを簡略化してよいと通知)。でも、ここに市民の声はどう反映されるんだろう?市教委にいる公募市民と協議会にいるP連代表?それぞれたった一人で市民代表を担うのでは、荷が重くはないかと感じます。とともに、私たちが気になるのは(特に石原知事になってから)、先生方の声を尊重しない傾向にあることです。歴史の事実を客観的に知り、そこから学ぶという考えは、平和を願う世界の教育の流れでもあります。未来を託す子どもたちに何を教えるべきなのか、親や先生はもちろんのこと、もっと開かれた話合いがあっていいのではないでしょうか。