議会選出の監査がいない…!

2009年6月9日 02時00分 | カテゴリー: 活動報告

議長は役割を果たしたか?

今日の本会議は、最初に市長から監査の提案がありました。監査は既に市長選任が一人いますが、それとは別に、市長からの相談を受けて議会側からも推薦し、市長が改めて議会に提案します(地方自治法によると、市長は議会選出の監査を選任しなければならない)。慣例としては、最大会派が議長、次が副議長の職を執り、監査はその経過での駆け引き次第…なのかな(そういう情報は全く私には届かないし難しいのでよくわからない)。議長選で力を貸してくれたら監査にしてあげる…みたいなのが、以前は当たり前にあったようです。自公が多数を占めていた頃なら、今朝の段階で既に決まっていたも同然でしたが…。

推薦した議長がNOに、「うぉーっ!?」
市長提案は公明党の今井議員だったので、まず、法律に則って彼女が除斥(退席のこと)しました。いつもならそこで挙手による採決ですが、今回は「はいっ!」と橋本由美子議員が手を挙げ、「議員生活18年の経験を活かして市民のための監査をしたい。」と述べ、提案するに至った経緯を市長に質問しました。市長は「議長からは二人の名が挙がったが、総合的に判断して今井さんにお願いすることにした」とだけ答え、結局、採決は可否同数で議長に委ねられ、議長は反対。今井議員という提案は否決されたのでした。どちらか一人を選ぶという場ではないので、市民に見えるようにとあえてここで手を挙げた橋本議員の努力もむなしく、結果的に、議会は監査を置くことができなかったということです。

実は市長からの相談を受け、各会派代表は先月中頃から非公式な話し合いの場を持っていました。が、最終的に一人に絞れず、正副議長に預けることで合意していました。「預ける」とは、どちらを選ぶか任せるということだと思っていましたが、折戸議長は「どちらでもお好きな方を…」と市長に丸投げしたと言えます(だって、もし菊池議員が今日、出席していたら、結果は変わっていたかもしれなかったわけですから)。要は「議会選出の監査をこの人に託す」という最後の絞込みを任された議長が、ただ右から左に受け流したと言われても仕方ありません。どちらか一方がふさわしいと決めたなら、反対する会派や市長を説得して今日を迎えるべきだったと思います。というか、非公式の集まりで推薦だ、立候補だとやった挙句に議長による調整といっても、市民には何にも見えませんね。ということは、監査も立候補制にした方がいいのかな?(…と思ったら、監査の任命は市長の権利なので、議会が立候補だの推薦だのやることは越権行為だと、議会事務局が教えてくれました。前回の正副議長選みたいに非公式なら、やれなくもないようですが。)

さて、議場を出た折戸議長に「議長の役目を果たしたと思いますか」とたずねたところ、「議長は公平だから名前の挙がった二人をオープンに市長に示した。」と答えました。私はそうは思わない。開けっ放しの風任せじゃ困るのだ。決断と、そこへの経過を見せられる、つまり説明できることが議長にとっては大切なのに。

議会選出の監査は、今回は見送られましたが、市長は「置かなければならない」ので、9月議会、あるいはそれに先立って臨時議会を開催して、再度の提案をするかもしれません。議長には次こそ、7期目の力量を発揮して頑張ってほしいものです。