職員も市民も、ともに

2008年9月6日 12時28分 | カテゴリー: 活動報告

多摩第二小・竜ヶ峰小学校統合検討委員会に思う

前回の拡大かつ臨時統合検討委員会では、地域から市長に出された要望書に教育委員会が答えましたが、今回は、その際、教育委員会では答えられなかった道路に関して。道路課が同席し、長くて危険な通学路、中和田通りについて意見交換されました。

自分たちの足で調べた保護者たち…これ以上の説得力なし!
今回は、竜ヶ峰小PTAが作った危険箇所点検マップを預かった道路課が、各箇所についてどう対応したかの説明から始まりました。廃校になる竜ヶ峰小学校の児童は、来年春から、中和田通りを利用して多摩第2小学校へ通います。多摩市でも、陸の孤島のような地域からの通学に、市はバス通学の準備を進めていますが、2つの学校の子どもたちの交流が始まれば、放課後の行き来も心配ですね。竜ヶ峰小のPTAは、夏の暑い中、自分たちでその道を歩き、危険箇所を写真つきで地図にしていたのです。これには、市の職員も、傍聴した議員も脱帽&感動。道路課長は「やろうと思っていた最も大切なことをしていただいた。個々の問題を地味ながら点検してくれたことは本当に有難い」とお礼を述べました。

「今は協力するしかない」校長先生のリーダーシップ!
会も終わりに近づくと、この機会を逃しては!と、今度は迎え入れる側の多摩第二小PTCA(この学校はPTAにChildrenが入る)から改めて建て替え要望が。この学校は平らな土地にないので、校舎から体育館、調べ物のための図書室へ行くのも、長い廊下、急な階段を下りなければなりません。その時間が、一時限のうち往復10分近く。週に平均45分とられるということは週に1時限分、他の学校の子どもたちより授業時間が少ない!これで教育の機会平等と言えるんだろうか。ここぞとばかりに教育委員会に直訴した保護者を前に、二小の校長先生は「教育委員会には訴えてきたが現状では無理。であれば、時間の短さを子どもたちが集中することで補うような、中身のある授業を工夫してくれと先生方に頼んである。先生にも大きな負担を負わせている。だから、集中力を阻害するテレビやゲームを制限するなど、保護者も学校にばかり求めず、今は一緒にやるしかないのです」と熱く諭しました。教育は何をおいても最優先なはず。市や議会は建替え・財政以上に、教育環境の不遇という視点で考えることが必要です。校長先生が今できることを最大限やっていることが保護者に伝わっているからこそ、先生方も保護者も、自分たちの持ち場で頑張っているんだなぁ…と、またまた感動したのでした。

後日談ですが…
同席した教育委員会の職員が後日、「あのマップには感動ですよ。届いてすぐ教育長に見せたら、教育長も感動して、全部やってもらいたいですねと言っていました」と、聞かせてくれました。役所の中にも、子供たちのための見えない尽力がありました。教育長、頑張って下さい!

(上の写真は、貼り出したマップを見ながら説明を受けているところ。下右は中和田通りの歩道。崖から流れ落ちる土砂をどけたので広くなったけど、以前は茶色い所まで土が盛られ、自転車では通りにくい→子どもは車道に出たがる)