市民として思うこと

2008年8月20日 22時48分 | カテゴリー: 活動報告

3月議会に一度は出そうになって、通りそうにないから引っ込めた「安心安全」的な条例が、9月議会に再び登場。前回は「犯罪被害者支援」が目玉でしたが、別立てにすべきとの声に応えて、今回ははずしてきました。が、そうすると何とも気のない、あってもなくてもいい条例案。このテキトー加減、市民のワタシはバカにされてる気がするんですな。

3月に出てきた時から「何で条例なの?」と繰り返し聴きましたが、答は「多摩市が安心安全なまちづくりをしていこうという宣言」だとか。
・犯罪のないまちづくりのために、市も市民も事業者も防犯意識を高揚させたり、自主的な防犯活動をすること
・学校や福祉施設などの設置・管理者は利用者の安全確保に努めること
防犯カメラは適切な設置と管理をする…細かいことは別に定める…などなど。市民、市、議会がそれぞれの役割を果たしていいまちをつくろう…って自治基本条例にあるんだから、それでいいじゃん。まちづくり条例だってあるし。だいたい「安全安心」ってくっつけて使うのが、私はキライなのだ。安心するかはこっちの問題だ

さらに言わせてもらうなら(止まんなくなってる)、こんなのなくても、今でさえ多摩市は防犯三昧だ。高齢者や若いお母さんや犬までパトロールしている。走ってる車も「パトロール中」だし、至る所に「誰かが見てるぞ」いうステッカー。そんな街のどこが、子育てしやすい街だろう。こういうことが積み重なって、統計上は犯罪件数は減っているのに、治安が悪いように思わされてる気がしませんか。街中、防犯カメラで行動を記録されたり、ケータイのメールに「不審者」だと一斉送信される社会が、私は気味悪いのだ。余計に安心できなくなるのだ。

誰だって安全に暮らしたい(それは不審者扱いされた人々も!)。食う金に困ったとか、親の薬代がほしくて盗み…なんてのは今は昔で、現代は「誰でもいいから殺したかった」だ。パトロールをして防ぎきれるのか。それも高齢者と若いお母さんたちが。どうしたら不満を人にたたきつけない、人を殺めない社会をつくれるのか…答えがないから防犯と叫んでごまかすんだろうけど、犯罪のタネをどんどん生み出している社会こそ考え直したほうがいい。見張るのでなくおおらかに向き合うことこそ、始めるべきなのだ。

ともあれ市には、どこからかかった圧力か知らないけど、少ない職員につまんない仕事させるな!もっと中身のある仕事をさせてあげて!と言いたい。