多摩から沖縄を思う

2008年7月24日 23時27分 | カテゴリー: 活動報告

写真展「基地と沖縄〜報道写真で綴る60年の軌跡」

開催中の多摩市平和展の写真展、もうご覧になりましたか。壊滅した沖縄から生まれた沖縄タイムスの60周年を記念し、同社は、戦後60年の世相・歴史を写真で綴る「データアーカイブ あんやたん写真展(「あんやたん」は「そうだったなぁ」の意)」を沖縄各地で開催しています。今回の展示は同社の協力で、沖縄以外では初の写真展(他の自治体にも広がってくれるといいな)。市民の営みのすぐ横に戦闘機がある風景…ここに至った道のりと人々の痛みを、80枚の写真は静かに語りかけていました。

20日には、沖縄タイムス社論説委員長の長元朝浩氏による講演会が開かれましたが、朝日新聞で取り上げられたこともあって、会場には90人もの!市民が集まりました。天皇の戦争責任の不在に憤る人も、日本の一地方である沖縄からベトナムやイラクに戦闘機が飛び立ったことに胸を痛めた人も、基地なしには経済が成り立たない現状を憂う人も、思うところは様々であっても、集まった人は沖縄を人事ではないと思う人々。多摩市で暮らしながら、沖縄、アメリカを通して、世界の非平和を何とかしなきゃと思う人々が集まってくる平和展て、すごいなぁ、続けなきゃなぁ…と感じます。今や癒しの島々と呼ばれる沖縄は、今さら言うまでもなく、日本で唯一、悲惨な地上戦を繰り広げた土地。ベトナムやイラクへアメリカ兵を送り出した心の痛みや軍機事故など異常な日常への怒り、また、辺野古の基地建設など、講師の長元さんは静かに熱く語りました。

世界は未だに殺し合い続けて全然平和じゃない。なのに私の払う税金が、めぐりめぐって誰かを殺すために使われている。私にできることってホントに何かあるのか?…平和展は毎年、私にそれを思い起こさせ、希望を失わずにとにかくつながりをひろげようと、元気をくれます。

(写真上は長元さんを囲んでの懇親会。一坪反戦地主の上原さんや講演会にみえた沖縄県人会の方、沖縄出身の中大生、主催者ほか平和を願うフツーの人たちで盛り上がりました。「東京の多摩市でこんなに素晴しい平和展をやっていることに感動しました」とは長元さん。平和展スタッフの皆さんにお伝えしなきゃ!)