多摩第二小のこと その1

2008年7月13日 19時33分 | カテゴリー: 活動報告

地域に愛される学校

10日、文教常任委員長にお願いして、多摩第二小の視察に同行させてもらいました。学校自体は明治25年、兆民尋常小学校として始まっていますが、鉄筋コンクリート3階建ての校舎になったのは1966年。雨漏りや体育館の耐震など、子どもたちには深刻な学校環境です。市内には、連光寺小や二小のように、周辺のマンション建設に伴って子どもが増える学校もある一方、子どもの増える見込みのないニュータウンでは統廃合が進み、限られた財源で増築、改築するばかりでいいのか、学区の見直しが先ではないのか、議会でもたびたび話題になっています。

学校にも、ニュータウンとそうでない地域の差が
2小は、一学年3クラス(2年生は4クラス)で全児童数706人。市内でもっとも大所帯の学校と言えますが、来年4月からはさらに廃校になる竜ヶ峰小の児童が加わり、「古い」に「狭い」が加わります。写真でもわかるとおり、柱が邪魔で黒板が見えない教室や、所狭しと持ち物置き場になった狭い廊下、教室入口すぐ前のトイレのニオイなど、同じ市内での学校格差に、保護者が怒るのも無理はありません。おまけに、竜ヶ峰小の子どもたちは、劣悪な歩道の中和田通りを延々通うことになり、ニュータウンとの比較論に置き換えたくなる気持ちもわかる。直してと言えば建替えると言い、いつかと問えばはっきりしないのでは…。

変わってほしくないほどの懐かしさ
正直言うと、いい学校だなぁ…が私の感想。学校の敷地の高低や隣の緑地は、どこも似たようなニュータウンの学校よりうんといい。子どもたちは明るいし、校内の至る所に花が活けてあり、大人たちが手をかけているのが伝わってくる。この日、私たちを案内したPTCAの皆さんは窮状を語り、校長先生は言葉少なだったけど、「一度でいいから、竜ヶ峰小から二小まで、暗い時間に自転車で走ってみてほしい」とだけ訴えました。竜ヶ峰小の子どもたちが来れば、放課後に自転車で行ったり来たりするのに、その道があまりにも危険だからでしょう。保護者や先生が学校を守る校風を、市も議会も重く受け止め、応える道を示さなければなりません。

(写真上:驚くなかれ、この手前にも生徒が!先生曰く、黒板は左半分しか使えない。下右:体育館が校舎より低地なため、長い渡り廊下&階段での移動に7分。地元白田議員が熱弁!)