水や木があるからこそ

2008年6月17日 12時09分 | カテゴリー: 活動報告

日本の文化を残す

6月8日付けで、今まで知られていなかったホタル生息地(多摩市内)について書きましたが、あの日のメンバーが「ぜひ保全しよう!」と仲間に声をかけ、改めて現地の調査に出向きました。

市は、宅地開発される場所は流れの下流なのでホタルに影響はないと言いますが、そういわれると今度は上流が気になってくる!。で、水源を捜してうろうろしてたら、現地の農家の方が「そこだよ」!道のすぐ脇の茂みをのぞくと、さらさらと水の湧くのが見えました(感動…やっぱり捜査の基本は足なのダ!)。この水を、近隣の3件の農家でお金を出し合って、畑に引いているのだそうです。湧き出る水が豊かな緑を残し、農業にも役立っているんですね。

さて、先日、伝統工芸をやっている友人の二年に一度のグループ展(銀座和光)に行きました。伝統工芸というとあまり身近に感じませんが、この日は日常使いの家具や指物もあり、日本で暮らしてきた人々がどれほど木を用いてきたか、改めて感じ入ります。美しい木目を美しいままに残しながらも、暮らしの中で使い続けるに耐える技を施す職人の技術…これを残せなくて「美しい国」を語るなかれ!森を守り、水を守り、道具をつくる人も含め技術を残すのは、どれも緊急の課題。幸運にも、森も水も四季もある国土に生まれた私たちだからこその文化を、なんとか次の世代に伝え、守っていかなければなりませんね。

(写真下左の真ん中に注目。結び目の実寸は直径6ミリくらい。右は友人の作った座卓の脚。オール鉋仕上げは表面がいつまでもなめらかだとか)