まずは妊産婦の健康!

2008年6月14日 01時33分 | カテゴリー: 活動報告

妊産婦への支援を考える

昨日の委員会で、「公費での妊産婦検診を14回に増やしてほしい」という陳情がありました。検診を受けず、かかりつけの病院がないための飛び込み出産が増えていることが陳情のきっかけとのこと、778人の署名も届いています。

3多摩格差
厚労省は「望ましい回数は14回。各自治体財政事情はあろうが、少なくとも5回は公費で行なうよう」指導しています。さて、多摩市はというと、今まで2回だったものが今年から5回に。26市で足並みを揃えたそうですが、23区では12回〜14回で足並みが揃っています。区部との財政規模の違いで妊婦の安心に差が生じるのは、都民としては納得いきませんね。

市の試算では、5回の検診だと4,098万円の支出ですが(今年度の出産見込み数1,352人で計算)、これを14回にすると1億418万円。一回増やすごとに約700万円という計算になります。少子化対策を惜しむなとは言っても覚悟がいる大きさ、都や国に求めるべきです。

さて、この案件の話をしたところ、友人が妹さんを介して市内のお母さんたちから、それぞれの検診回数を集めてくれました。

○平均回数は12.5回
○8回から20回までと差が大きく、一番多いのは11回
○2人目以降、回数は減る傾向

そうか!上の子でお金もかかるし、幼稚園のお迎えにも行かなきゃならないですもんね。46人分の数字からは、大勢のお母さんの大変だったろう日々と、同時に、支援へのヒントが浮かんできます。

「一律14回」の議論よりも
多摩市の認可保育園児保護者の推定収入は、分布としては270万円から530万円あたりが多いですが、際立って多いのは非課税世帯。検診で妊婦の健康を守りつつも、出産費用や上の子の有無によっての支援のバリエーションなど、限られた財源の中では工夫が必要ですね(それ以上に、産める病院が市内に2箇所しかないことの方が問題!)。陳情は、共産党以外は趣旨採択、委員会としては趣旨採択(仰ることはもっともだと思うが14回にしろと言うものではない)になりました。

前述のお母さんたちは、「少しでも何かが良くなるなら」と回答して下さったとききました。こういう声をもっと活かせる、そういう議会にしたいものです。皆さん、Kさん、妹さん、ありがとうございました!

(写真はネット事務所の自称「緑のカーテン」。というか、のれん?)