徒然なるままに・・・本と子ども

2008年5月4日 02時43分 | カテゴリー: 活動報告

GWにだらだら読もうと、本棚から引っ張り出した、あるいは本屋でまとめ買いした文庫本を枕元あたりに積んでいる。井伏鱒二、川上弘美、カポーティー、堤中納言物語(「虫めづる姫君」が好き)…統一性ないですね。で、今夜も読みかけの川上弘美の「ニシノユキヒコの…」を読もうとしたら、あらっ、置いたはずのない『一房の葡萄』がある…有島の。何でだろう?ま、いっかとそろそろと読んでみたら、やっぱり名作ですね。男手一つ、3人の子のために自ら書いたそうですが、私も大好きな一冊。「一房の葡萄」は、寝る前によく息子に読み聞かせた話ですが、意外にも彼は中学生になっても時々読んでいた。改めて読めば、先生や母親のやさしさに帰結する話(?)、有島武郎の幼少時代は幸せだったんだろうなぁなんて思いつつ、んっ、やっぱり気になる。何で私の枕元に?

ともあれ本はいい。しんとした夜中に頁をめくる音が響くのも、紙の匂いも…(昔自分が挟んだ押し花が出てくることもある!)。寝る前に読んでもらった本が、大人になっても読むに堪える…そんな本に、小さな子どもたちがたくさん出会えるといいなぁと、しみじみ思います。ちなみに、私はこの本の「碁石をのんだ八っつぁん」を読む時必ず泣くので、「もういい」とよく断られました。

(写真は、小さい羽虫がくっついたクモの巣。大栗橋はギャラリー状態!です)