議会の力

2008年5月4日 14時11分 | カテゴリー: 活動報告

「市長専決」による国保値上げについて、自・公・あおぞら以外の4会派から市長と議長宛に申し入れをしたことは以前書きましたが、改正地方税法の衆議院本会議での再可決が30日夕方、結果、同日公布・施行となったため、臨時議会を召集するまでもなくやはり市長専決になりました。これだけ遅れればそうなるだろうとも思いましたが…。

では、どこの自治体も専決か?
まだ全部調べたわけではありませんが、後期高齢者医療制度に伴う国保の値上げを、稲城市・国立市・国分寺市では3月議会に諮っています。
稲城市では、後期高齢者への支援金分の上限や、息子などの被扶養者だった人への軽減など、国会決議を待たなければならないもの以外を議会に提案。「残りを専決」することも諮っています。

国立市でも議会へ提案。支援金分が増える分を医療分を減らすなどして値上げを避けました。また、現行の医療分の上限(52万円)を国基準(53万円)へ引き上げる提案は否決されました。

国分寺市も議会に諮っていますが、ここも加入者の負担が増えないよう算定方法の変更に留まっています。

国立や国分寺のように、結果的に一般会計からの持ち出でしのぐのがいいかは別の話としても、3月議会で具体的に議論できた自治体と、議会へのきちんとした提案なしに「専決」で片付けた多摩市の違いって何だろう。

議会が専決を許さない空気
稲城の職員はいくつかの自治体にリサーチしたそうですが、専決は難しいとの自治体が多く、ああいう方法になったと話してくれました。多摩市長は「多摩市議会は専決も許してくれる」と感じているのかもしれません。

今回、4会派から議長への「市長に専決を止めるように」という申し入れが市長に届かなかったことを、私は5月1日に知り残念に思いました。「市長専決は時代にそぐわない!」といつも言っているのになぜかときくと、議長は「常に言ってきたから」とのお答え。でも、どこで常に言っているのか誰にも見えない。今回、議会が後手にまわったことを省みつつ、議長には、市長に対峙する議会になるようしっかりとリーダーシップを発揮してほしいと感じました。と同時に、この人を議長にした議会こそ変えなきゃ!と改めて思うのです。

(大栗川沿いの枇杷!公園みたいな所にあったからたのしみ!)