予算編成の過程に市民も参加!

2008年4月1日 00時51分 | カテゴリー: 活動報告

我孫子市に学ぶ

市ヶ谷の法政大学で行なわれた「市民と議員の条例作り交流会議」のプレ企画に参加しました。前我孫子市長の福嶋浩彦氏のお話は、市民自治を進めるために市長として何をしてきたか、議会は、市民はどうあるべきか…中でも、市民に予算編成を見せることによって自治意識を高める実践は、予算審査が終わったばかりの私には身近で、大いに学ぶところがありました(多摩市も今予算から、HPで経過を公表しているようです)。

我孫子市では、新規事業に限ってですが、予算編成過程を12月から2月の間、5回にわたり報告し、パブリックコメントをはさんで最終的な予算案を決め、3月議会に提出しているそうです。

まず庁内各部署からの予算要求を受け重要度別に3段階に分類
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各事業の予算金額、ランクを公表。
ランク毎の事業数や各事業のうち一般財源・市債・補助金など内訳と、それによる債務負担額も。また新規事業に充てられる財源も示し、どれだけの絞込みが必要かも提示
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パブリックコメント実施
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ランク再査定(ここから4段階)及び予算の絞込み
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パブリックコメント実施
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ランク再々査定とさらに絞込み
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予算案の確定、議会へ提出

最初の2回は企画による査定、後は理事者査定です。1回目の公表から回を追うごとに、上位ランクの事業数は減り下位へ移動していく傾向が見られますが、予算額の圧縮とその理由がリアルタイムでわかるのはすごい!!自分が担当課に予算要望したものが、どこでどう変わっていく、あるいは消されていくのかがわかるのですから。

厚生産業常任委員会での復活劇
先だっての委員会に、要約筆記者派遣事業の制度化を求める陳情が上がりました。中途失聴で手話を使えない人々のため4月にスタート予定だった事業が先送りなり、聴覚障がい者を支える5つの団体からぜひ4月からとの要望でした。部長答弁は「担当部も再三の要求をしたが認められずじくじたる思い」とのこと。こういう部長答弁はめったにないことですが、傍聴者はここで「少なくとも担当部署は聞き届けてくれていた」ことがわかったでしょう。予算45万9000円のこの事業、全員一致で採択されました。

…と、そんなこともあったので、「予算要望のその後」を追いかけながらも、予算全体も考えざるを得ない我孫子市方式、多摩市でもぜひ!!

(写真はエンドウ。両手のひらで包んだように、折りたたまれた葉とツルが!育ちながら折りたたむ…アンビリーバボー!)