昨日のつづき・・・

で、総意を示したらどうなるんだ?

私は副市長の言った、「議会はこう考えた」という総意と「市長はこう考えて予算を執行する」という2つを公式に市民に提示することで、新年度予算への市民の理解を深めたいという趣旨はもっともだと思います。私は「どうせ今年もあの政党は市長予算に賛成、あそこはこう言って反対するんでしょ、一生やってなさいよ」と、一市民としては半ば諦めていました。でもそういう議会を変えたいと議員になったし議会改革特別委員会にも手を挙げました。いつも市長が提案を出してくる→議会は褒めるかケチつけるかでは、議会不要論は払拭できないと思います。市民の暮らしを知る議員集団の「議会」から、なぜ市側に発案できないのか。そのことを自ら問うべきなのに、よりによって市長側から「皆さん、まとまったらどうですか」と言われた格好です。今日の会派説明で改めて同じことを言われ、顔から火が出そうな気持ちになりました。全会派まとまらないかもしれない…けど、やってみたら、どこかまで一致点を見出せるかもしれない。というか見出さなきゃ。私はその努力を放棄していないか…省みながらの帰途でした。

今回の件は、市だけ、議会だけがひーひー改革を叫んだところで、協調なしには市民の利益は得られないだろうことを改めて教えてくれました。市長の真意は、この協調を進めるためにどうしていくのがいいか話し合いたかったとのこと。「もっと早い時期に話し合いが必要だったのでは?」ときくと、市は議会に「早く話し合いたい」と申し入れていたとの返答でした。さーて、どこで詰まっちゃったんでしょうねえ。