平等なくして平和なし・・・格差・差別が戦争を呼ぶ!?

2007年8月26日 00時20分 | カテゴリー: 活動報告

アジアヒストリー主催、敬和学園大学特任教授加納実紀代氏の講演会『戦争とジェンダー』に出席しました。

冒頭に紹介された、論座1月号掲載の31歳フリーターの論文「『丸山真男』をひっぱたきたい」は、固定化されつつある格差社会で現状をひっくり返せる希望は戦争だというショッキングなもの。今日と変わらない暮らしが続くのを平和と呼ぶなら、平和などなくなってほしいという大いなる諦めに一瞬、返す言葉を失います。

だから9条
加納氏は、富者に対しての貧者、男に対しての女、健常者に対しての障がい者、若者に対しての高齢者といった、弱者と呼ばれる人々が強者と同じになることが平等ではない、弱者の状態ままでの平等こそフェミニズムだと教えてくれました。女と男の対等・平等を求めたいなら、手に入れなければならないのは男並みの暴力でなく、非暴力という前提なのだという言葉に、胸につかえていたものがスッと落ちた気がします。各国が軍備を競うよりも、9条があるじゃないか!

繰り返さないために学ぶ
第2次大戦で銃後の守りを担った「国防婦人会」ができていく経緯の話も興味深く、でもあらっ、この頃はやりの「安心安全」のフィーバーに似ているような…。一人ひとりの善意や公共を思う気持ちが、知らず知らず大きな力に絡めとられていくこともあるのだということを、しっかり憶えておこうと思いました。

(写真はネットのバスツアーで乗った東京都の視察船。ネットを知らずにみえた方も、今の市政、都政を知ることができたと大好評!皆さんも来年はぜひ。そうそう、原田さんはこのごろ「9条を守ろう」Tシャツがお気に入り)