多摩市廃棄物の処理及び再利用の

促進に関する条例の一部を改正する条例の制定について

長いっ!

審査未了でお蔵入りしていた条例案(「ゴミ有料化」と言った方がわかりやすいですね)が、9月議会で再び提案されます。
今日は会派説明。9月議会に市長から議会に提案予定の議案説明がありました。

7月に市が行ったアンケートでは、23.5%が有料化当然、止むを得ない44.6%、反対19.8%。袋の値段は安い・妥当合わせて38.7。41.5%が「高い」と答えたことに、市は「高いと思うから減らす」と期待します。なるほど。
6月議会でも話題になった「プラスチックのリサイクル推進」にお金がかかるという事情はありますが、表立っての理由は以下の通り。

1・地球環境の保全・循環型社会への取り組みは喫緊の課題。
2.最終処分場の長期活用のため、さらに減 量・資源化が必要(要は、もう埋める場所がない)。
3.ダストボックス廃止でごみ減量・資源化はやや進んだといっても、多摩地区30市町村中ワースト10に入る。

来年4月からは…
可燃・不燃ごみの他に、プラスチックも有料の指定袋で収集したいそうです。びん・缶・ペットボトルは今まで通りの出し方ですが、紙パックの回収は効率が悪いからやめて、拠点でのみ。

袋の値段
気になる袋の値段は(あくまでも仮です)、大(40ℓ)60円、中(20ℓ)30円、小(10ℓ)15円、ミニ(5ℓ)7円(可燃・不燃共通かも)。プラスチック用の袋は半額(ミニはなし)。標準世帯で月400円くらいを試算。あくまでも仮ですので、念のため。

年間手数料収入(袋の販売で市に入るお金)から
製造費・委託経費等(袋を製造・お店に配る、お店への委託料=一割)を差し引くと、
およそ2億円を環境のために遣うという提案です。

環境保全のためのメニューは…
太陽光発電やエコ給湯(集合住宅にも付けるならすごいっ!)、生ゴミ処理機の補助金を高くする…などを考えているとか。市長は「緑の基金」にできれば…とも言いますが、いつもながら「詳細はこれから検討」。だいたい2億でそんなにできるのかっ!?

低所得者には配慮し、全庁あげて職員を公募、市民の力も借りて大挙して理解を求めに出向くとのことでした。
                          明日につづく…。

(写真はこの頃流行の大人の折り紙。作品「家政婦は見た」)

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