学校選択制・・・部活の顧問で学校を選ぶという「選択」

2007年8月4日 02時12分 | カテゴリー: 活動報告

昨日、中学の先生の異動について問合せがありました。

・息子の通う中学校の○○部の顧問がそろそろ異動らしいが、
 この先生なしではせっかく強くなった部活が衰退する。
・たとえ有能なコーチであっても、顧問の先生でないと大きな大会ではベンチに入れない。
…ということで、「異動をさせないでほしいがどうしたらいいか」というお尋ねです。

このお父さんは、保護者の皆さんや先生、コーチと一緒に、自分の子だけでなく、子どもたちみんなが部活動を楽しみ、また自ら力を伸ばす環境を作ってきました。時には親子みんなで手作りの練習用マシンも作ったとか。努力の甲斐あって、その成果はチームの成績になって表れています。

中学生活に占める部活の重さ…わかるけど
中学生の部活動がどんなに大切か、私も声を大にして訴える一人です。現在のように管理、指導が強化される社会にあって、部活動は子どもたちが自分の力を発揮したりくじけたり、また仲間同士で励ましあったりできる貴重な時間でしょう。特に、自治することを体験できる機会は、そうあるものではありません。ですが、その部活動を続けさせるために、こんなにも親が頑張らなくてはダメか…と感じます。あるお母さんが、仕事と家事、同居の親の介護、それに部活のお世話や人間関係で疲弊して、最後には子どもに泣いて頼んで部活を辞めてもらったという話を聞いたことがあります。

多摩市の部活支援は…
地域市民や近隣大学生などがコーチとして指導してくれる際には、謝礼(?)のようなものを市は予算化しています。大会のベンチには顧問しかダメと言いますが、ただでさえ忙しい先生が、手当てが増えるわけでもない部活の顧問を引き受けたがらないのもわかります

「どうする?部活」…もっとダイレクトに話し合えば?
教育委員会は地域の皆さんの力を借りて、とか、地域でのクラブチームのような方向性も…と言いますが、教育委員会のものさしでしか話をできないところがあります。学校活動?地域活動?…軸足のはっきりしない曖昧な位置づけのまま、結局、ここでもまた中途半端に力をあてにされる「市民」ばかりが疲れて見えます。有名無実の「学校運営協議会」を、もっと有意義に機能させることが不可欠です。