「エコプラザ多摩」陳情についての意見討論

2007年7月5日 01時58分 | カテゴリー: 活動報告

最終日の報告は前ページです。そちらも読んで下さいね。

●多摩市は、来年4月からプラスチックを「資源」として回収し、尾根幹線沿いの「エコプラザ多摩」で圧縮・梱包して搬出、リサイクルルートに乗せることを計画しています。そのための改修工事予算を、昨年議会に提案、可決しましたが、その後、はるひ野・若葉台住民や多摩市民から「事業により化学物質が排出され健康に被害を与える」と反対運動が起こり、今に至ります。

「エコプラザ多摩」廃プラスチック中間処理事業計画の再考を求める陳情に対しての意見討論(否決の立場)

エコプラザ改修工事については、議会として昨年9月の補正予算、12月議会での契約決議を経て、全ての会派がその必要性を認めてきたものと考えます。国の容器包装リサイクル法に基づくリサイクルを進めていくためには、市町村の役割として収集・圧縮・梱包をしなければなりません。多摩市では今後のごみ処理の方向性について、学識経験者、公募市民も含めた多摩市廃棄物等減量審議会で4年間にわたり議論をした結果、「プラスチックは埋め立てず、極力燃やさずリサイクルルートに乗せる」姿勢に至り、今回の施設改修を実施するものです。生活者ネットは、昨年9月以降、様々な討論の場で、事業を具体的に進めるにあたって施設の安全性については、近隣住民だけでなく広範な市民への周知は当然と発言してきました。特に小さな子を持つ親の不安は当然であり、不安を払拭するための努力を求めてきました。また、不測の事態発生時の施設停止の手順、収集・処理できなくなったプラスチックの代替手順、市民への広報手順、原因の調査・認定手順など、具体的なリスク管理マニュアルを作成し市民に示すことこそ、行政の誠意・覚悟を示し市民の信頼を得る道であることも再三申してきました。しかし、地球規模での環境破壊によりカウントダウンに入った今、解決への流れを少しでも早くつくり動かすのは、現代を生きる者全ての務めです。市は、これまでの進め方のどこに、近隣住民が不信感を高めたのかを省み、速やかに地域・周辺住民を交えた協議会を立ち上げ、早期の情報共有、信頼に基づく協議の実現に向ける姿勢で、資源循環型社会をつくる過渡期の責務をしっかりと果たしてほしいと考えます。最後に、市には、「事業者責任の強化」と「発生抑制・再使用の推進」を市民の総意として重く受け止め、市長会等を通じて、さらに国に強く求めることを要望して、意見討論といたします。