「こんばんは」上映してくれてありがとう。

2007年7月1日 22時16分 | カテゴリー: 活動報告

生活に根ざし生きる希望を与える夜間中学

永山のベルブホールで、3年ぶりの映画「こんばんは」の上映会がありました。山田洋次監督の「学校」のモデルにもなった、荒川区立第9中学校夜間学級の記録映画です。私も以前TVで観て感動した一人で、どこに行ったらもう一度観ることができるのか…と待ち望んでいたので、今回の上映を企画してくださった皆さんには感謝の気持ちで一杯です。集まった大勢の皆さんはどうだったでしょうか。

「こんばんは」の声から始まる学校は、15歳から91歳まで!
夜間中学の生徒は、敗戦後の貧しさの中、学校に行けなかった人、引揚げてきた人、在日の人、不登校の人、内戦から逃げてきた人など様々ですが、授業は本当に楽しそう!最も印象に残ったのは、誰も萎縮していないことでした。これは1クラスが10人もいないことや、先生との距離が近いことも関係するかな。最前列は5つくらいの机を横にぴちっとくっつけて、その後ろはせいぜい、あと1列。先生は、時おりしゃがんで生徒たちと同じ目線で話します。そして、とにかく生徒が口を開く機会が多い。「自分がここにいる」ことを教室全体が受け入れているというだけでも、今日では稀有なことに感じますが、その上、学習内容が生活にダイレクトに生きていることには、目から鱗!でした。

381文字の生活基本漢字
専任教師として42年教えてこられた見城慶和先生は、映画の中で漢字の学習の工夫を語っていました。通常、学校で漢字を習うときには、「山」とか「川」とか、画数の少ないものから教えられますが、ここでは、日常的によく使う漢字の方が憶えるのが早いことに着目。履歴書、病院、公共施設、衣食住…それぞれの場面ごとに区分けして教えたところ、格段に身についたとのことです。

見城先生は
「教育は、生活に根ざし生きる希望を与えるもの」
だと結論付けています。病院の受付で名前が書ける、計算ができる、お礼の気持ちを手紙で伝えられる…どれも、学んだことがすぐに今日を変えるでしょう。スクリーンからは、夜間中学を通して得た友だちと、学ぶ嬉しさがあふれていました。
うーん、うらやましい…。教育委員会や文部省の壁は厚いけど、諦めないぞっ!と、またまたやる気が出た「こんばんは」上映会でした。
はぁー、それにしてもよく泣いたなぁ…。

ところで、話は変わりますが、明日は議運→代表者会議になる予定だそうです。いよいよ「議会改革」同時に「ストックマネージメント」が特別委員会形式で動き出す様子。(ストックマネージメントって日本語だとどういう言葉なんだろう、渡辺市政、ヨコ走り過ぎだっ!!)