校庭を芝生に!?

2007年5月31日 14時39分 | カテゴリー: 活動報告

地域みんなで学校を考えるきっかけに

東京都環境局では温暖化対策の一つとして、 公立小中学校校庭の芝生化を進めたい考えです。現在、名乗り出を挙げる学校を募っていますが、ただしこの提案は「維持管理を地域との協働で行う場合に限り東京都が全額補助する」という条件付です。芝生を植えるには水はけが重要ですが、調査・設計に加え、そのための地面の改善や維持管理のための備品購入までも都が負担するという熱の入れよう!また、芝生化するなら屋上や壁面緑化も補助するそうです(オリンピックへの布石かな)。先日、たまたまお会いした校長先生に「どうですか?」とうかがったところ、多摩市の教育委員会からまだ話がないので、学校でも議論のしようがないとのこと。早速、市教委に行ってみました。

担当職員のお話では、
市としての考え方がまとまっていないので、まだ各校には話していない。
・多摩市は市民一人当たりの緑が都内トップ。なので芝生にしなくても充分。
・維持管理には保護者の協力や市の持ち出しも必至。各校がやりたがったら教職員の負担は増え、お金もかかる(たしかに)。
…うーん、でも、どうして全校まとめてあちらで決めたがるのかなぁ。
皆さんの地域の学校では、話題に上っていますか?
(サッカー中年からは、芝生にしてほしいとよく言われますが)

学校開放…場所としての開放だけでなく
私は、どの学校もみんな芝生にとは思いませんが、校庭は子どもたちにとって安全で使いやすいことが第一。その次に、地域の公共スペースとしての在り方です。であれば、学校を一番よく使う子どもや先生と、サッカーや野球のクラブチームはじめ地域住民が「どんな校庭がいいか、そのために自分たちは何ができて何はできないか」を話し合うことは大切ですよね。子どもたちのために草むしり…で、お年寄りと顔を合わせる機会も増えるかな。

さて、そうは言っても、草むしりほかのメンテナンスを継続していく仕組みをどう作るか…これは頭の痛いところでしょう。先生方は異動するし忙しいし(忙しいのは子どももですが)、参加する地域の人は限られそうだし…。難問ですが、みんなが無理なく続く仕組みを見出せるといいですね。
現在、大変水はけの悪い学校(どことは書けない)の校長先生が密かに知恵を絞っている様子(この工事によって水はけもよくなる)。環境教育の一環として、子どもたちにも関らせたいとのことでした。お心当たりのある学校の皆さん、もし校長先生からお話があったら、やるやらないは別としても、いい議論をして元気の出る先例をつくってほしいです

ちなみに建替えの1小は、市民の提案があったわけでもないのに芝生。校庭の一部である河川敷(国交省)は、地面を何かでカバーしなければ校庭として使えないのだそうです。で、とりあえず「流行ってるから芝生です(笑)」…ん?

(写真は乞田川沿い緑のトンネルと、ひじり坂のささやかな壁面緑化)